Leon Blog

旨い地酒と趣味のはなし

【姫路よくばり旅】「世界文化遺産 国宝 姫路城」「姫路市立動物園」「姫路市立美術館」

こんにちはLeonです。

 

今回は先月行ってきた姫路旅についてご紹介したいと思います。

 

そもそもなぜ姫路旅に至ったか、ある日テレビを見ていた息子が突然「美術館に行きたい!!」

えっ!Σ(゚Д゚)

まさか我が息子からそんな言葉が出るとは!!

絵画なんて何の興味がないようなキャラなのに・・・(笑)

どうもテレビで『ストラスブール美術館展』のCMをやっていたようで、それを見て行きたいと思ったそうです。

ネットで調べてみると姫路市立美術館で開かれているとのこと。

う~ん姫路かぁ微妙な距離だなぁ・・・・・

いや、この息子の気持ちを無駄にしてはいけない、そう思い重い腰をあげ「いざ姫路へ!!」

 

姫路に行くと決めたからには満喫せねばなりません。

美術館の他にも何かあるか・・・そう、皆さんご存じの通り、世界文化遺産の国宝『姫路城』があるではありませんか!!

なんなら美術館よりも行きたい!!(笑)

てな訳で姫路城と美術館、両方を満喫することにします。

私は大阪在住なので姫路までなら車で2時間程で行くので、どちらかだけなら日帰りで十分なんですが、じっくりと楽しみたいなと思ったのでお城の近くに宿を取り一泊することにしました。

 

Day 1

週間天気予報ではずっと雨。。。

心配してたんですが当日は見事に曇りのち晴れ!!!やりました!

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はい、どうですこの容姿、個人的には3度目の訪問になりますがいつ見ても圧倒されます。

 

桜門橋を渡り大手門から入場します。

こちらの「大手門」と呼ばれている大型の高麗門は昭和13(1938)年に完成したもので、位置や大きさは江戸時代のものとは全く異なっているそうです。

江戸時代のころと全く違うっていうのが気にはなりますが、やはり大きく迫力がありますね。

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大手門をくぐるとその先に三の丸広場が広がりお城が見えてきます。

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この道の突き当りが入口なんですが、桜の木がずら~っと並んでいます。

桜の季節にもう一度訪れてみたいですね。

この日は気合いを入れて朝一から来たんですが、さすがに空いてますね。

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姫路城の入口です。

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料金は大人(18才以上):1000円

小人(小学生・中学生・高校生):300円

30人以上(大人):800円

30人以上(小人):240円

 

姫路城に隣接する好古園との共通券なら

大人(18才以上):1050円

小人(小学生・中学生・高校生):360円

 

今回は好古園も行きたかったので共通券を購入することにしました。

 

 

この日は補修工事が行われていて足場が組んでいました。

まぁこういうのも珍しくて良いですね。

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こちらは「菱の門」です。白が映えて綺麗です。

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内側から見たところ

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雲は多いですが雨にあわなくてほんとに良かったです。

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ん?・・・桜?梅?まだ一月末なのにもう咲いてるの??

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今まで大阪城名古屋城和歌山城彦根城犬山城と行ってきましたが、姫路城を訪れて思ったこと・・・・石垣がなんかすごい(笑)

他のお城でもそうだったのかもしれないですが姫路城では石垣の迫力が目立った気がします。

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天守閣の中も少し紹介しておきます。

 

【大天守一階】

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『筋交』

天守の傾きが大きく、自立しているのさえ困難な状況になりました。

「明治の大修理」では、建物の倒壊を防ぐため、各所に筋交いをいれるなどの補修を行いました。 

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『六葉釘隠し』

残っていた六葉釘隠しをもとに、金物ではなく木で復元しています。

六葉といいますが、6枚の花弁の意匠で、釘隠しのほか、懸魚にも用いられています。

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 【大天守二階】

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『武具掛け』

武具掛けは柱間に付けられ、その間隔によって掛けられていた武器に違いがあったと想定されました。

間隔は3尺(90cm)、3尺8寸8分(115cm)4尺9寸(148cm)の3種があり、そのうち4尺9寸が槍掛けと想定しました。

 

 【大天守三階】

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『東大柱』 

明暦2年(1656)の大柱に根元の修理が行われました。

当時の城主榊原忠次は、在任中に地階の36本、4階に3本、5階に2本の支柱(補強材)を挿入しました。

その後の城主もたびたび支柱を挿入しました「昭和の大修理」ではそうした支柱は撤去しましたが、それでも何本かは支柱が残っています。

こうした支柱がないと、大天守は自立するのが難しい構造物だったのです。

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【大天守四階】

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『石打棚』

屋根の数とその内部の階数(フロア)が合わないため、階によって室高が大きく異なってしまうのは、望楼型天守の特徴といえます。

望楼型に限らず、床面よりも高い位置にできた窓には、石打棚のような台が不可欠になります。

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 【大天守五階】

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五階は関係ないですが、気になったものを紹介。

「消火栓」です。

逆に目立ってません?

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【大天守六階】

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『長壁(刑部)神社』

姫路刑部大神は延喜式に、富姫神播磨国小明神社記に記され、古代より姫山に鎮座された由緒ある地主神である。
城主池田輝政が、城内「との三門」の高台に祀り歴代城主は手篤く崇敬する。寛延元年(一七四八)城主に松平明矩のとき、長壁大神と改める。
明治十五年城内備前門屋敷の火災、昭和二十年七月三日(一九四五)大空襲には、奇跡的に炎上を免れた。
姫路城の守護神であり、火災・災害等にご霊験あらたかで、人々の信仰が篤い。
毎年六月二十日、ゆかた祭りとしてご神徳をたたえる。

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天守閣を見て回った後に出てくるのがこの姿!!

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おおおぉ~大迫力!!

初めて見た時は鳥肌が立ったのを覚えています。

見たことのない方には是非生で見てもらいたいです。

 

先ほどの場所から一段降りた場所から見た景色がこちら!

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ここからの眺めも好きです!笑

 

ここには江戸時代の有名な怪談話「番町皿屋敷」で出てくるお菊さんが投げ込まれたとされる「お菊井戸」があります。

「いちまぁ~い、にぃまぁ~い・・・・いちまいたりな~い」ってやつです。

小さい頃にテレビで見て怖かった覚えがあります。。

 

この井戸は城外との秘密の連絡通路になっていたそうです。

 

明治、昭和、平成の3時代の鯱瓦が並んでいました。

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皆さんはどの鯱瓦が好みですか?

【明治時代】

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私は 【明治時代】の鯱瓦が一番細部まで造られていて好きです。

 

【昭和時代】

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【平成時代】

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平成の鯱瓦は昭和のものを完全コピーされて造られたようです。

どうりでそっくりです。

 

また、以前は【江戸時代】の鯱瓦も展示されていたようです。

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出典:姫路城の鯱瓦とレプリカ

 

顔が可愛いです。笑

 

 【西の丸】を一通り散策した後、隣接する【好古園】へ向かいます。

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好古園は姫路城の南西に広がる約一万坪の庭園です。

姫路城西御屋敷跡庭園 好古園

池泉回遊式の「御屋敷の庭」や本格的数寄屋建築の茶室・双樹庵のある「茶の庭」など九つの庭園群で構成され江戸の情緒を醸し出すそのたたずまいは時代劇や大河ドラマのロケ地としても使われています。

 

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 綺麗なお庭を見るのも良いですが、やっぱりお茶が飲みたいですよね。

てな訳でお茶が飲める「双樹庵」に向かいます。

 

この雰囲気のある道を曲がれば・・・

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はい、「双樹庵」に到着です~!

 

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 お茶とお菓子が付いて一席五百円になります。

受付を済ませ奥へ通されます。

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ここでお茶を頂くようですが、誰もいませんねぇ?貸し切り?

 

しばらくするとお茶を持ってきてくれます。

目の前で立ててくれるのかと思いましたが違ったようです。(-_-;)

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お菓子は中にこし餡が入っていて、甘すぎずとても美味しくいただきました。


この日は表千家の方がお世話をしてくれたんですが、色々な方が日替わりで担当されるようで、しかもボランティアとのこと。 

少しお話しを聞かせてもらうと、この日は異常に空いているとのこと、何度も担当をしているがこんなに空いてるのは初めてらしいです。

そういえば、お城の中もガラガラでした。

 

茶室のお庭はこんな感じ

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このお庭では四季折々の景色が楽しめるようです。

 

「好古園」でまったりした後は、近くの土産屋で昼食を食べ【姫路市立動物園】へ向かいます。

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『入園料』

大人:210円(個人)

団体30人以上:189円 100人以上:168円 300人以上:147円

 

小人:30円

団体30人以上:27円 100人以上:24円 300人以上:21円

 

小人30円!!って安っ!!!

この料金設定は大丈夫なの??

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園内の看板を見る限りなかなかの期待ができる種類ですが、ほんとに~?

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園内はガラガラ~(-_-;)

 

おっ!!!

ホッキョクグマ!!!

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写真では分かりにくいですが、めっちゃでかい!!

手が届きそうな距離をズンズン歩いてきます。

 

うぉ!!

カバ~

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 これまたデカイ!! 

 

マジっ!!

姫子(ゾウ)!!

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う~~ん大きさは普通~~

 

キッキッ!

きりん!!

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さらには~

ライオン!!

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ちょ~、ごろごろしてる~(笑)
 

その他にも「ふれあい広場」があったり、ミニ遊園地があり、なつかしの遊具も設置されています。

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ティーカップ

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観覧車

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どの遊具も200円ほどで利用することができます。

 

しかし、この内容でこの価格!!

コスパが半端ないっす!! 

 

入園料が安かったので最初は期待していなかったですが、良い意味で期待を裏切り大満足でした!!

 

 今夜は近くの居酒屋でまったり飲んで明日に備えます(*´▽`*)

 

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この日のお土産は、

壺坂酒造さんの『雪彦山』と

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本田商店さんの『龍力』昔の酒です。

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Day 2

朝は少し雲が多かったですが、この日も良い~~天気に恵まれました(#^.^#)

今日はメインの「姫路市立美術館」で開催されているストラスブール美術館展』を見に行きます。

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ストラスブール美術館展』は2019.11.12~2020.01.26まで開催されていますが、我が家は偶然にも最終日に訪れることになりました。

bijutsutecho.com

 

観覧料 一般:1200円

 / 大学・高校生:600円

 / 小中学生:200円

 

私は今まで絵画等にあまり興味が無かったんですが今回初めての生ピカソなどを見て絵画の奥深さを知ることができました。

 

ここでのお土産はピカソのポスターと

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 美術の写真集?

これは、子供が欲しいと言ったので買いました。

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二日間ゆっくりと過ごした姫路旅、やっぱ泊まりにして良かったです。

姫路城周辺には、まだ博物館や駅前の商店街など見どころが沢山あるので、そのうちにまた訪れたいと思います。

 

最後まで見て頂きありがとうございました。